8月6日「第28回埼玉県警察少年柔道剣道大会」が埼玉県立武道館で開催されました。
草加警察署チームも高坂監督を含む6人の選手が参加し、総勢19チーム95人の男女選手が参加しました。
予選試合は、3チームによるトーナメント戦で勝敗を争ったが草加警察署チームは、1位と勝ち本数は同じだが点数負けの2位となり、残念ながら決勝トーナメントに進出する事が出来ませんでした。
やった!今日はじめて二重飛び十回できた。
僕は、50回に挑戦だ
三兄弟、そろってボール遊び楽しいな!
今日は、100回投げるぞ!
試合の意義
「闘争本能」という言葉があるように、競争をすることは人間の本能であり、
それを無理に抑圧された人間は、いつかそれを爆発させてしまう危険があります。
スポーツや柔道の試合は、人間に本来備わっている欲求を、あるがままに認め、
ルールや礼儀に従って戦うことにより、攻撃的な性格を修行によって律する心を養い、
自立することが本来の試合の目的と言えます。
試合場に上がれば誰も助けてくれません、自分ひとりの責任で対処しなくてはなりません。
試合で現実に起こることは瞬時に判断し、
決断そして断行する必要があります。
それを誤ると窮地に追い込まれ、最悪の場合、試合に負けてしまいます。
確かに武道が戦場の武闘術だった時代は、負けは死を意味していました。
したがって勝つことのみが追求されました。
しかし現在では、勝ちと共に負けを味合うところに武道のよさがあるように思われます。
「勝っておごらず、負けて腐らず」
と言われるように、勝ったときはともかく、負けた時にこそ進化が問われるのです。
どうやって克服し乗り越えていくかが肝要で、それを経験することは、
勉強では得られない大切な人生経験のひとつだと信じます。